\自分たちで考え、選び、暮らす5日間/



高知の山で人気だった「笹のいえ こどもキャンプ」、今夏は千葉・いすみで開催します!
260年の古民家に滞在し、火を起こし、ごはんを作り、お風呂を沸かす。
寝る場所も、家事も、アクティビティも、自分たちで決める“暮らしのキャンプ”です。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください
こどもキャンプ2025
高知のお山で開催していた、笹のいえのこどもキャンプ
今度は千葉県いすみ市のブラウンズフィールドで開催し
「食育×生きる力」これからを生きるこどもたちに伝えたい体験です。






【土の恵みを、まるごと味わう。食への感謝と知恵を、子どもたちに🌱】
「食」は、このイベントで何よりも大切にしていること。
キャンプで使う食材は、できる限り、この地で生まれたものを選んでいます。ブラウンズフィールドや地元の豊かな土壌で育った野菜やお米。その皮にも、根っこにも、大地の栄養がぎゅっと詰まっています。
「一物全体」とは、 全てのものは全体でバランスが取れている、という考え方。だから、ここでは野菜の皮も、普段は捨ててしまう根っこも、工夫次第で美味しい料理に変身させます。「もったいない」を「もったいなくする」って、なんだかワクワクしませんか?
そして、「身土不二」。生まれた土地のものを食べることは、僕たちの身体が、その土地の自然と一体になることだと考えています。この土地の力強い恵みを、 身体に取り込む。それは、ただお腹を満たすだけでなく、大地の恵みへの感謝を深く感じる体験になるはずです。
みんなで火をおこし、羽釜で炊いたご飯は、本当に美味しい。お米本来の甘さと香りが、口いっぱいに広がる。自分たちで調理して、「いただきます」と言う、よく噛む、味わう。その体験を通して、食べものへの感謝の気持ちが、自然と心の中に育っていきます。
「いつも食べてる野菜と、なんか違う」「え、皮もこんなに美味しいんだ」子どもたちのそんな小さな発見が、食への興味の扉を開き、豊かな感性を育んでくれるでしょう。
「こどもキャンプ」での食事の時間は、この土地の自然の恵み、昔から伝わる知恵、そして何よりも、食べものへの感謝の心を育む、特別な時間になるかもしれません。





【「へぇ、こんなに大変なんだ!」体験を通して知る、暮らしの面白さと学び🌱】
キャンプでは、ただ遊ぶだけじゃないんです。朝夕には「タスク」と呼ばれる家事をして、みんなで一緒に「暮らす」時間を大切にします。
掃除したり、洗濯物干したり、火をおこして調理したりお風呂沸かしたり。初めての体験にドキドキしながらも、「これ、どうやるの?」って教え合いながら、協力して進めていきます。スタッフは見守りと最低限のサポートをします。
食べ終わったら、後片付けも大切なミッション。食器を洗ったり、テーブルを拭いたり。「おうちでいつも誰かがやってくれていることって、実は結構大変なんだな…」そんなことに気づくかもしれません。
お風呂は、薪に火をつけるところからスタート! みんなで協力して火を焚べ、あったかいお湯に浸かる時間は、一日の疲れをじんわりと癒してくれます。「こんな風にお風呂って沸かすんだ!」「いつもの温まり方と違う!」きっと、新しい発見があるはず。
最初は「ちょっと面倒くさいな」って思うこともあるかもしれません。でも、みんなで力を合わせてやり遂げた時の達成感は、きっと胸に刻まれるでしょう。「ありがとう」って言い合える、温かい瞬間も生まれます。
この数日間で、子どもたちは、普段何気なく過ごしている暮らしの中に、たくさんの手間や工夫があることを肌で感じるでしょう。そして、それを支えてくれている誰かの存在に、改めて気づくかもしれません。
遊びを通して、暮らしを通して、たくさんの「へぇ!」と「できた!」に出会う五日間。スタッフは、子どもたちの成長の時間に寄り添えることを楽しみにしています。






【地球の恵みを、未来へつなぐ🌏 排水から考える、自然との共生】
キャンプで私たちが使い終わった水は、地面に染み込み、地中をゆっくりと旅して、近くの川へ、そして広い海へと流れ着きます🌊
私たちが何気なく使う水は、地球の大きな循環の一部。だからこそ、その流れを汚したくないと思います。
例えば、食器を洗うとき、まずは食事を残さないこと。そして、食器に付いた汚れはウエスと呼ばれる布で拭ってから、最後に水で洗い流すのです。どうしても石鹸や洗剤を使うときは、化学成分を含まない、自然に還る洗剤や石鹸だけを利用しています🧼
少しでも、この美しい自然への負担を減らしたい。そんな想いが、私たちの選択の基準です。
排水が地面にしみ込み、時間をかけて自然に戻っていくように、私たちの暮らしもまた、自然の大きなサイクルの一部です。
子どもたちには、このキャンプを通して、そんな「つながり」を感じてほしい。自分たちの行動が、自然にどんな影響を与えるのかを、肌で学んでほしいと考えます。
小さな選択かもしれませんが、一人ひとりの意識が変われば、きっと未来の地球はもっと明るく楽しいはず。
このイベントの中での暮らしの循環を通して、エコシステムを感じ、自然との共生について考える夏を過ごしませんか?






【みんな違うから、面白い🌈 個性を大切にするキャンプのあり方】
キャンプで過ごす子どもたちを見ていると、本当に十人十色🎨
虫が苦手でキャーキャー逃げ回る子がいる一方で🐛、虫取り網を片手に目をキラキラさせて生き物を追いかける子がいる✨
かまどで火おこしをテキパキこなす頼もしい子がいれば🔥、煙に咳き込みながらも頑張ろうとする子もいる🤧
料理が楽しくて仕方ない!と率先して包丁を握る子もいれば🔪、ちょっとドキドキしながら、そっと野菜を切る子もいるんです😊
数年前までの僕たちは、「みんな一緒に!」を大切にしていました。苦手なことにもチャレンジして、皆と同じように体験することが成長に繋がる、と信じていたんです。
でも、今は必ずしもそうじゃないと考えます。得意なこと、好きなことは、みんな違う。無理強いするよりも、その子の興味や個性を見つけ、伸ばしていくことの方が、もっと大切なんじゃないかと思うようになりました。
短い日程の中でも、スタッフは一人ひとりの子どもたちとじっくり向き合い、彼らの声に耳を傾けようと努力します👂 やりたいこと、できることはそれぞれ違う。それでいい。手が空いた子は、他の子を手伝ってもいいし、自分の好きなことを見つけてもいいタイミングもあるでしょう。
もちろん、安全面やスケジュールの都合で、少しだけ促すこともありますが、できる限り、子どもたちの自主性を尊重したいと思っています。
このキャンプは、ただ楽しい思い出を作るだけの場所ではありません。食の大切さ🍚、仲間の温かさ👨👩👧👦、思いっきり遊ぶ喜び🤸♀️、そして何よりも、自分自身で考え、行動する力💪を育む場所でありたいと願っています。
それぞれの個性が輝く夏を、ブラウンズフィールドで一緒に過ごしませんか?

【
「こどもキャンプ」早割のお知らせ!
】
6月15日(土)までのご予約
ご予約から一週間以内のお振込み
上記条件を満たすと、参加費を10,000円割引の84,000円とさせていただきます。*兄弟割引との併用不可。
開催概要
- 日程:2025年7月29日(火)〜8月2日(土)《四泊五日》
- 場所:ブラウンズフィールド内「サグラダコミンカ」 (最寄駅:上総一ノ宮駅・長者町駅/送迎あり)
- 対象:小学3年生〜中高生
- 定員:12名ほど(最少催行5名)※男女比などにより調整あり
- 参加費:94,000円(兄弟割:92,000円) ※送迎・宿泊・食事・保険・各種アクティビティ含む
キャンプの特徴
- 自分たちで「食べる・暮らす・遊ぶ」を決める体験
- 食事は地元野菜と手づくり調味料で。
- 火起こし・調理・片付けまでみんなで
- 海や川、竹林などの自然を舞台にした遊びやワークショップ
- 協力しながら「暮らしをつくる」5日間
予定アクティビティ(例)
- 海&川あそび
- 竹の食器づくり
- 自然観察
- 流しそうめん
- スイカ割り
- 肝試し など ※天候やこどもたちの意向により変動あり
お申込み・お問い合わせ
メール:sasanoie.isumi@gmail.com
件名「こどもキャンプ予約希望」
以下を明記の上、お送りください:
- 参加者氏名
- 性別
- 年齢
- 希望送迎場所(上総一ノ宮駅/長者駅/現地)
メインスタッフ紹介

ようすけ
千葉県生まれ。2009年から結婚を機にブラウンズフィールドにて農担当スタッフとして働く。その後、高知県土佐郡に移住し11年間家族と自給的薪暮らしを実践。2025年春、再びいすみ市に居を移す。「こどもキャンプ」はブラウンズフィールド時代から、ずっと続けているイベント。これまでの経験を生かして、参加者と環境に寄り添った体験を提供する。

しねま
中島デコの長女として生まれ、ブラウンズフィールドのまかない料理を通して、無駄の少ない「もったいない料理」を実践する。著書に「きれいになる「ゆるマクロビ」玄米と野菜のワンプレートごはん」「玄米と野菜のゆるマクロビ弁当」(家の光協会)、デコさんとの共著「小さな子のマクロビオティックおやつ」パルコ出版がある。
【参考情報】とさちょうものがたり
高知で開催していたこどもキャンプの内容やスタッフの想いを書いています。 場所と内容は異なりますが、こんな考えやこだわりで開催します。
参考までにご覧いただければ幸いです。