ライステラスカフェのごはんについて

ライステラスカフェのごはんは、薪を使い、大きな羽釜で炊いています。
お米は、ブラウンズフィールド産無農薬無肥料のイセヒカリ。
お米を育て、食べるまでには、
種まき、田植え、除草、水の管理、稲刈り、籾摺りなどたくさんの工程があります。
奥戸さんで焚くのでさらに、薪の入手、薪割り、火加減の調節など、手間がかかっていますが、
そのぶん美味しさもピカイチです。
スタッフみんなのおかげで、皆さまにお届けできているお米です。
ぜひ、食べにいらしてくださいね。
▶自然を想い、作るごはん
ライステラスカフェのごはんに使う食材は、基本的に植物からのおすそ分け。
ブラウンズフィールドで採れたものや地元産のもの、そして環境に負荷をかけない栽培や流通の仕方で届けられたものを使っています。
自然から分けてもらった命を余さずいただくために、
食材はできる限り無駄なく使い切る。
調理するときは、火や水は必要なだけ。
汚すもの、捨てるものも極力少なくするようにしています。
私たちは、海や川、山、大地に想いを馳せながら、
今日もご飯を作ります。
▶種から育てるお米と調味料
カフェのお料理に使うお米や調味料も、
原料からブラウンズフィールド産。
どちらも、一番最初は種を蒔くところから始めます。
種蒔きからみなさんの口に入るまで、
私たちが関わらない過程はありません。
自然の恵みをたっぷり受けた、
安全・安心なお米と調味料を使ったごはん。
ぜひ、ひと噛みひと噛み、
ゆっくり味わってみてくださいね。
▶お米
カフェでお出しする玄米ご飯は、毎年ブラウンズフィールドの田んぼで育てた自然栽培のお米を使っています。
お米は、農薬や化学肥料を使わず、
太陽と風、雨、そして大地の恵みだけで健やかに育ちます。
お米の種類は、イセヒカリやコシヒカリ、赤米・黒米・緑米とさまざま。
刈り取った稲穂は、今では珍しい
昔ながらの天日干しでゆっくり乾燥させます。
ご飯を炊くときも、昔ながらのやり方で。
毎朝、土のかまどに薪をくべ、
時間をかけてじっくり炊き上げます。
手間暇はかかりますが、羽釜で炊いたごはんは
格別の美味しさです。
お米は調味料にも。
このお米で糀(こうじ)を仕込み、甘酒や塩糀、醤油糀が
できあがるのです。
▶手づくりの調味料
お惣菜に使う調味料も、
もちろんブラウンズフィールドのお手製。
自分たちで育てた大豆や麦、お米、
梅や柿などの果物があれば、
余計なものを使わない、シンプルで滋養のある
調味料を作ることができます。
調味料の仕込むのは、
ブラウンズフィールドの仲間たちみんなが力を合わせる
一大作業。
時間と手間をかけてじっくり仕込んだ調味料は、
食べ物本来の味をしっかり引き立ててくれます。
▶醤油
ブラウンズフィールドにある広い大豆畑や麦畑。
醤油づくりは、畑に大豆や麦の種を蒔くところから
始まります。
1ヶ月に2回、新月と満月の日にもろみを天地返しし、
月のリズムとともに2年間熟成。
毎年2月に“ふね”と呼ばれる木製の道具で
丁寧に搾っています。
▶米味噌
毎年正月明け、
ブラウンズフィールドのお米からできた麴を使い、
米味噌を作ります。
醤油と同じく2年の熟成期間を経ると、
芳醇な香りと貫禄のある深い色合いへと変わります。
ランチプレートのお味噌汁や、お惣菜にも使われています。
▶お酢
ブラウンズフィールドの裏庭には、
梅の木や柿の木、ゆずやかぼすなど、
実を付ける木がたくさん。
一年に一度の自然の恵みをいただき、お酢を仕込みます。
作るお酢は、梅酢、柿酢、柑橘果汁の3種類。
梅酢は初夏、梅干しを作るときに出たもの。
秋には柿やかぼす、冬には柚子を皆で収穫します。
柿は樽に詰め年明けまで熟成させ、
かぼすや柚子は果汁を絞り、お酢として使っています。
▶梅干し
毎年6月になると実をつけるのが、
ブラウンズフィールドの庭にある梅の木。
手ごろに大きくなった梅の実をみんなで手もぎし、
手間暇かけて梅干しを仕込みます。
お日様の光と風を浴びて、
じっくり、美味しい梅干しになっていくのです。
▶そのほかの調味料
ほかにも、その時に採れる自然の恵みをいただいて、
さまざまな調味料・保存食をつくっています。
自家製そら豆の豆板醤、ゆず胡椒、季節のジャム、自家製バジルや大葉のジェノベーゼソース・・・
ぜひ、季節ごとの味わいを
調味料からも感じてみてくださいね。